私たちが日常生活で最も一般的に使用する進数で、底(基数)は10です。0
から9
までの10個の数字を使って数を表現します。桁が一つ上がるごとに値は10倍になります。
コンピュータが情報を処理する際に使用する進数で、底は2です。0
と1
の2個の数字(ビット)を使って数を表現します。桁が一つ上がるごとに値は2倍になります。コンピュータの内部では、電気信号のオン/オフなど、2つの状態を表現するのに適しているため広く使われています。
底は8です。0
から7
までの8個の数字を使って数を表現します。コンピュータの初期の頃に、2進数表現をより短くするために使われました。3桁の2進数は1桁の8進数で表せるため、2進数と相性が良いです (例: 2進数の 111
は8進数の 7
)。
底は16です。0
から9
までの数字と、A
からF
までのアルファベット(A=10
, B=11
, ..., F=15
)の合計16個の記号を使って数を表現します。8進数と同様に、2進数表現を短くするために広く使われます。4桁の2進数は1桁の16進数で表せるため、特にプログラミングやコンピュータの低レベルな部分で頻繁に使用されます (例: 2進数の 1111
は16進数の F
)。